SEXの代わりに家事を頑張る。それで夫婦の問題は解決する?
以前、EDに悩む30代の男性から、こんな話を聞きました。
「自分はSEXができないので、その代わりに家事を頑張っています」
私は思わず、「それは奥さん、喜びますね」
と答えました。
家事を積極的にすることは、もちろん素晴らしいことです。奥さんへの思いやりも感じます。
けれど心の中では、少し違うことを考えていました。
で!、奥さんの性欲はどうなるのだろう?
家事とSEXは、交換できるものではありません。
どれだけ掃除や料理を頑張っても、触れ合いたい気持ちや、女性として求められたい気持ちまで満たせるとは限らないからです。
自分に性欲がなくても、相手も同じとは限らない
自分に性欲がなくなると、パートナーにも性欲がないと思い込んでしまう人がいます。
しかし、夫婦であっても性欲の強さや変化する時期は違います。
「自分はしたくないから、もう夫婦にSEXは必要ない」
そう一人で決めてしまえば、相手の気持ちは置き去りになります。
行き場を失った性欲は、どうなるのでしょう。
セフレをつくるのか。
女性向け風俗に行くのか。
誰にも言えず、一人で我慢し続けるのか。
少し極端に聞こえるかもしれませんが、実際に女性向け風俗の現場では、長年のセックスレスに悩んできた女性と数多く出会います。
50代になって、性欲が戻る女性もいる
女性のお客様から、こんな話を聞くことがあります。
「ずっとセックスレスだったのに、50歳を過ぎてから急に性欲が出てきたんです」
勇気を出して夫に「SEXがしたい」と伝えたところ、
「いい年をして、何を言っているんだ」
と返され、深く傷ついてしまったそうです。
性欲は、年齢とともになくなるとは限りません。
子育てが落ち着いたり、自分の時間が持てるようになったりして、40代、50代から性欲が戻る女性もいます。
その気持ちを「いい年をして」の一言で否定されたら、もう二度とパートナーには言えなくなってしまいます。
EDでも、触れ合いまで諦めなくていい
EDだからといって、夫婦の触れ合いをすべて終わらせる必要はありません。
SEXは、挿入だけではないからです。
ハグをする。
手をつなぐ。
隣で身体を寄せ合う。
キスをする。
ゆっくり身体に触れる。
性欲がなくても、いくつになっても、パートナーと触れ合っていたいと願う女性は少なくありません。
女性向け風俗の仕事を10年以上続けてきて、私はそのことを何度も痛感してきました。
家事を頑張ることは、間違いなく愛情の一つです。
でも、家事と触れ合いは別のもの。
できないことがあるなら、そこで終わりにするのではなく、
「自分たちには、どんな触れ合いならできるだろう」
夫婦で一度、話してみてほしいと思います。