女性は心と身体で感じる
SEXの快感が生まれるまでの道のりは、男性と女性で少し異なります。
アダルトビデオでは、大きくなった男性器を見た女性が、急に欲情する場面がよくあります。
男性は視覚的な刺激だけで、性的なスイッチが入ることも少なくありません。
しかし、女性も同じだとは限りません。
男性器を見せれば女性も興奮する——。
それは、男性が男性の感覚を基準に作ったファンタジーなのだと思います。
女性の性欲は、雰囲気の中で育っていく
女性の快感には、身体への刺激だけでなく、心の状態も深く関わっています。
たとえば、
- この人なら安心できる
- 大切にされていると感じる
- 緊張せず、身体をゆだねられる
- 言葉や空間に色気がある
- 急かされず、気持ちが高まっていく
こうした要素が重なることで、少しずつ心と身体のスイッチが入っていきます。
男性は、自分が視覚と触覚で興奮しやすいため、つい女性にも直接的な刺激を与えようとしてしまいがちです。
けれど女性が求めているのは、刺激の強さだけではありません。
『その場に流れる空気』
そうした形のない愛撫も、女性の快感を育てています。
射精した後こそ、その男性が見られている
そして、私が特に大切だと思うのが、射精した後の雰囲気です。
終わった瞬間に背を向ける。
急に会話がなくなる。
スマートフォンを見る。
女性をそのままにして眠ってしまう。
男性は「賢者タイムだから」と言うかもしれません。
けれど、それは女性を置き去りにしてよい理由にはならないと思います。
射精後も抱きしめる。
優しく触れる。
言葉を交わす。
余韻を一緒に味わう。
その時間まで含めて、女性にとってのSEXなのではないでしょうか。
「雰囲気で酔わせてほしい」
以前、ハプニングバーで知り合った女性が、こんなことを話していました。
「雰囲気で酔わせてほしい。でも、それができる男性は少ない」
この言葉は、とても本質を突いていると思います。
テクニックだけで女性を感じさせようとする男性は多くても、安心感や期待感を育て、心ごと官能の世界へ連れていける男性は多くありません。
女性が求めるSEXは、身体だけで始まり、身体だけで終わるものではありません。
触れる前から始まり、終わった後の余韻まで続いています。
女性を心と身体の両方で感じさせたいなら、触れ方だけでなく、その場にどんな空気をつくっているかにも目を向けてみてください。